2016年02月11日
タイの友人とVIPな人々
2016年02月10日
歳とるとは
2016年02月08日
バンコク
たしか、今日、8日は春節(旧正月)。
中国、アジア圏の国々でも、正月休みになり、今年はカレンダーの関係から11連休の国もあります。いいな、お休み!
私は明日からまたバンコク出張です。正直疲れます。
30年前は、不登校の子らを受け入れてくれる、普通の高等学校を全国的に探すために、足を棒にして全国の高校を訪ね。
さらに、約5000校の高等学校にアンケート調査を実施、それを本にまとめ、毎年、オクムラ書店から本として発行しました。勿論、書店も私も利益どころか、自腹切りのアンケート調査でした。それが、実って徐々に受け入れ校が増えて来ました。同時に、不登校に対する理解も拡がって行きました。普通高校なので、勉強も、人間関係も大変でしたが、卒業した子はひきこもりやニートになる子は非常に少なかったです。
しかし、勉強しなくても、努力しなくても、お金さえ払えば、卒業できる、安易なサポート校ができ、不景気、経済のグローバル化も伴い。皮肉なことに、元不登校生で高卒の現役ひきこもりの数が増えました。
学校というところは、児童生徒学生を心身ともに、成長させ、社会人として自立をさせるためのものであるはずが、形式主義の日本社会「卒業」することが目的化してしまい状況をさらに深刻化させました。
バンコクに何故行くのか?
それは、地域の活性化と雇用を増やすための努力でしかありません。
しかし、自腹切りのこの出張でしたが日タイの大資本が動き始めだしました。
もう少しの頑張りです。
いくら、自立支援の相談や訓練をやっても、それらの若者の働き場がなければ、何の意味がありません。この仕事、でも、また、危惧しています、金儲けだけを優先する、サポート校経営者と同じように、大手派遣会社にトンビに油揚げさらわれないようにします。
社会問題は解決するためにあり、金儲けの道具ではありません。